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2023.06.19
女性の不動産投資家が増えている!不動産投資が女性にオススメの4つの理由
現在、将来に対する不安を抱える人は約8割に上り、その主な不安要素は年齢によって異なりますが、「老後の生活」と「預貯金」が最も多いです。
これらは、将来の財政的な不安からくるものと言えます。
今回は、女性が男性よりも老後の生活に対して不安を感じる傾向があること、そしてその不安を解消するためには預貯金だけでなく投資も必要であること、特に不動産投資が女性に適している理由について説明します。
■女性が将来に感じる不安
ベルメゾン生活スタイル研究所が30~50代の女性1,830名を対象に行った2017年の調査によれば、女性に限定した場合の将来の不安は以下の通りです。
・公的年金はあてにしてはいけないと思う:82.5%
・自分の資産や貯蓄に対して不安に感じる:77.0%
・老後の生活が心配:78.9%
公的年金、老後、預貯金に関しては、多くの女性が不安を感じているようです。
日本労働組合総連合会の調査によると、年代別の不安の割合が公表されており、20代の老後に対する不安は50%未満ですが、年齢が上がるにつれて増加し、60代では82%になります。
老後の資金は一度に蓄えるのが難しいため、若いうちから確実に準備を進めることが大切です。
■女性が老後の資金対策に不安を感じる理由
男性も老後に不安を感じることはありますが、女性は特に以下の4つの理由により、老後の不安を抱えやすいとされています。
■1.女性の未婚率が上昇し、晩婚化が進んでいる
女性の晩婚化が進むにつれて、未婚率も上昇しています。
2015年の国勢調査によると、50歳の女性の未婚率は約14.1%で、7人に1人が未婚でした。
内閣府の予測では、2035年には5人に1人、約19.2%に上昇するとされています。
離婚率は数値上大きな上昇は見られませんが、晩婚化に伴う女性の経済力の向上や自立心の高まりにより、増加傾向にあります。
この傾向は、女性が家庭に入り夫の収入に依存するのではなく、自身の力で生活を支える必要が高まっていることを示しています。
女性が安心して老後を過ごすためには、経済力をさらに強化することが求められます。
■2.男女間の賃金格差
たとえ一生懸命働く決心をしても、日本では依然として男女間の賃金格差が存在します。
2016年の厚生労働省の調査によると、フルタイムで働く女性の賃金は男性の73%に過ぎません。
20年の間に格差は若干縮小しましたが、完全な解消には更に時間が必要でしょう。
さらに、女性は非正規雇用の割合が高く、その結果、賃金の絶対額が低く、公的年金の受給額も少なくなります。
子育てや教育費用が大きな負担となるため、女性が老後の不安を解消するのは非常に困難な状況です。
■3.女性の投資に対する保守的な姿勢
低金利の時代では、預貯金による老後資金の増加は難しいです。
今後、緩やかなインフレが進めば、預貯金は増えず、実質的に減少してしまうでしょう。
そのため、預貯金に頼るだけでなく、投資などのより積極的な方法で資金を増やすことが求められます。
しかし、総務省が5年ごとに行う「全国消費実態調査」2014年のデータによれば、30代以上の女性の投資参加率はわずか8.1%で、10人に1人にも満たないことがわかります。
一方で、男性は5人に1人以上、つまり22.4%が投資を行っています。
さらに、アメリカでは日本銀行の2016年の調査によると、日本の約3倍の人々が投資をしていることが明らかになっています。
日本の女性も積極的に投資を行うことで、老後の資金に対する不安を解消する可能性があると言えます。
■4.平均寿命の長さ
2016年度の厚生労働省が発表した簡易生命表によると、日本人男性の平均余命は81.0歳、女性は87.1歳で、女性は男性よりも約6年長生きするとされています。
寿命が長いと、それに伴い老後の生活資金の必要性も高まります。10年や15年といったさらに長く生きる可能性も考慮に入れ、適切な準備をしておくことが重要です。
■不動産投資が女性に推奨される理由
ここでは、不動産投資の利点を考慮した上で、なぜ不動産投資が女性に推奨されるのかについて説明します。
■1.不動産投資のメリット
1-1.安定した収入があれば、それは私的年金として機能することができます。
投資をマンションなどの家賃収入が見込める不動産に行い、老後までにローンを完済することができれば、家賃収入は長期にわたって安定した収入源となり、私的年金として活用可能です。
個人年金を生命保険会社で積み立てるよりも、不動産投資は高い利回りを期待でき、より大きな私的年金を受け取ることができます。
ただし、終身年金タイプの保険では、一般的に女性が男性より長生きするため、女性の保険料が高く設定されており、これが不利になることがあります。
1-2.ミドルリスク・ミドルリターンである
株式やFX投資は資産がゼロになるリスクが高いですが、不動産投資では銀行の金利を大きく上回る利回りが期待でき、価値が急激に下落するリスクは比較的少ないです。
1-3.少額の資金で大きな金額の投資が始められる
マンションなどの不動産を担保にして銀行から融資を受けることができるため、少ない資金で大規模な投資が可能です。
株式や他の投資では、自己資金が少なければ、老後の資金を形成するほどの大きな利益を得るのは非常に難しいです。
1-4.投資には専門知識が必要ではありません
株式やFX投資は、不動産投資と比較して、投資商品自体に関する知識だけでなく、社会、経済、政治、企業の業績など、より広範な知識が必要です。また、価格の変動に常に注意を払い、管理に時間を割く必要があります。
一方で、不動産投資は、適切な不動産会社と物件を選べば、特別な専門知識は必要としません。
■2.不動産投資が女性に推奨される4つの理由
2-1.物事を慎重に判断する能力がある
不動産投資は株式やFXと異なり、買い換えや投資先の変更、売却が容易ではありません。
そのため、最初の段階での慎重な投資が不可欠であり、そうしなければ失敗のリスクが高まります。
女性は本質的に慎重さを保つ傾向が強いため、不動産投資に適していると言えます。
しかし、適切な投資のタイミングを見極め、必要に応じて決断力を発揮することも重要です。
2-2家事や子育てに忙しい中で、投資に割く時間が限られています。
働く女性は、男性と比較して家事や育児の大部分を担うことが多いとされています。そのため、時間や知識を要する投資には不向きかもしれません。
一方で、不動産投資は株やFXなどの投資と比べて時間をあまり必要とせず、安定した高利回りが期待できるという利点があります。
2-3.不動産評価において女性の視点は重要
女性は男性よりも、日当たり、通気性、水回りの使い勝手、内装の美しさなど細部に気を配ることが得意です。
女性が魅力的だと感じる不動産は、通常男性にも魅力的に映るため、女性の感性は不動産投資において有益であると言えます。
2-4.賃貸物件への投資を考える際は、女性に人気のあるマンションが推奨されます
不動産投資において、賃貸マンションを選ぶ際は女性に人気のある物件を基準にすることが推奨されます。女性の視点を取り入れることが重要です。
その理由を以下に説明します。
・空室リスクが小さい
女性に人気のあるマンションは男性にも支持される傾向があるため、賃貸不動産投資における空室リスクを軽減することが可能です。
・女性の住人が多いマンションは入居が決まりやすい
以前の入居者が女性であったと知ると、男性も女性も安心して入居を決める傾向があるようです。
■まとめ
女性は男性に比べて老後の収入が少なく、また老後期間も長いため、より充実した老後の準備が必要です。そのためには不動産投資が効果的であり、特に女性に推奨される投資方法です。しかし、投資にはリスクが伴うため、信頼できる不動産販売会社を見つけ、適切なアドバイスを受けることが大切です。
女性特有の視点を生かし、早期に老後の資金計画を立てることで、安心して楽しめる老後を実現しましょう。

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